パテラ、打撲、骨折、ヒビ、足をかばったカラダの使い方に注意


犬の整体BONJOURの永吏です。

私は獣医師ではないので骨折、打撲、脱臼などの診断をしたり、治療することはできません。
「膝蓋骨脱臼(パテラ)があるのですが整体で良くなりますか?」とのご相談もよく受けるのですが、
整体でこれらは治せないし、治りません。
でも、そこをかばった歩き方によって大きな負荷がかり凝り固まってしまった筋肉部位をほぐし、動けるように/動かしやすいようにするケアはできます。
こういった状況にある時こそ整体などの温活ケアは必要です。

公式インスタの方でもチラリと触れましたが、もう少し踏み込んでこの辺りのお話をしたいと思います。

 

不具合のある足以外にも着目してケアを

うまく使えない足があると
その足をかばったカラダの使い方をするようになります。

ワンコは四つ足動物だから、
かばって使っている足は反対側の足だけとは限らないし、
偏りのある足運びは体幹部にも関わってきます。

試しに自分が
一方の足を引きずって歩いてみるとわかりやすいです。
あっという間に軸足にしている足が重く感じてくるはずだし、
歩幅を大きく取る為に軸足側の腕の方を大きく振ってるし、
カラダはなんだかちょっと斜めにひねった状態で歩いているはず。
これでずっと歩き続けること想像してみてください。

 

なんかあちこち痛くて軸足はパンパン。

 

このまま何もしないで放置なんて
ちょっとあり得ない感じであろうことは容易に想像できますよね。
あなたならこんな時どんなケアしますか?

 

とりあえずお風呂入って温めてほぐし

自分でモミモミ(揉みほぐす

そしてじんわ〜りストレッチ

 

それでも痛みや違和感が残るようなら整体に駆け込む
或いはそれ以前の段階から整体に駆け込む

 

これって・・・
ワンコにも必要なケアだとは思いませんか?

かばったカラダの使い方で酷使して
凝り固まってしまった部位を
しっかりほぐしてあげれば
動かしやすくなります。

動きが良くなれば
もっと頑張れる。
頑張り過ぎてまた動きづらくならないように
或いは頑張り過ぎてまた動きづらくなってきたら
しっかりケアをする。
この繰り返し。

 

うまく使えていない足と上手に付き合いながら、
自らの足で歩き、動けるカラダを維持していくためには
そんなケアがとても大切になります。

患部の治療なり経過観察とセットであることが望ましいケアだと思いますので
主治医に相談した上でなるべく早く開始することオススメいたします。

 

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