動きやすく痛みの出にくいカラダを維持するには
犬の整体BONJOURの永吏です。
ヒトの整体でも聞くことあるけど「整体受けてもすぐ戻っちゃうんだよね」というちょっとネガティブちっくに捉えた発言。
施術と日頃のケアがセットになっていなければ、やっぱり「すぐ戻っちゃう」だろうし、
偏ったカラダの使い方していた期間が長ければ長いほど、その使い方のクセが抜けにくかったりもしますから施術のペースも考慮した方がいい。
今回はそんな日頃のケアについてのお話してみたいと思います。
整体によるケア
整体でアプローチするのは凝り固まって動けなくなっている/動かしづらくなっている筋肉です。
これをほぐすことによって動きやすくするというシンプルな施術。
骨に付着している筋肉(骨格筋)が縮んで硬くなると、
その骨を引っ張っり寄せてしまうので形は崩れます。
これが歪みの正体です。
筋肉にアプローチする整体で
ワンコの背中のラインや足の着地位置、首の角度が変化した、といった歪みの改善が起きるのは、
関与している筋肉がほぐれて緩み、動かせるようになったから。
すごくシンプルな理論です。
施術でほぐれて動けるようになった筋肉も
沢山使って使いっぱなしにしていたらまた凝り固まってきます。
全然動かさない、ほとんど動かさないでいたらまた凝り固まってきます。
一方の足を常に軸足にしたカラダの使い方しているとか、
頭を下げた姿勢でいることが多いとか、
いつも同じ方向を下にして寝ているとか
以前と変わらぬ偏ったカラダの使い方をしていたら
これらに関与している筋肉はまた凝り固まってきて、形もまた崩れてきます。
施術を受けた際には是非「この状態を保つために日頃できるケアを教えてください」と聞いてみてください。
施術だけ受けて「はい。さようなら」だけじゃあモッタイナイ。
せっかくの機会なのでしっかりアドバイスをもらいましょう。
日頃のケアがしっかりできていれば「すぐ戻っちゃう」も回避できると思います。
日頃のケア
しかしながらこの日頃のケアが難しいところで、
ワンコはヒトのように「よしっ。この状態を保つために意識したカラダの使い方するぞ」なんて考えませんから日頃のケアは完全に飼い主さん任せになります。
本犬は動きやすければ動かしてくれるし、
動かしづらかったら動かさない、動かない。
わかりやすいくらいシンプルに
当たり前に行動します(←この辺りワンコの性格も関係したりすることあります)
なので
動きやすいカラダの状態を保つよう心がけてあげてつつ、
気になるカラダの使い方のクセや動きの変化、歪み、痛みが出てくる前に
定期的に施術によるメンテナンスを続けていくのが
動きやすく痛みの出にくいカラダを維持するためにはベストではないかと思います。
施術ペースは日頃のケアがどれくらいできているかや 年齢、カラダの状態にもよりますので一概には言えませんが 施術者の提案を参考にしながらメンテナンスしていくのが良いでしょう。
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