お留守番を頑張るワンコのご褒美に「刺激」を

今年13歳になるBONJOUR看板犬のチョコは、我が家にやってきた頃からお留守番犬でした。
出勤前の後追いや帰宅後の玄関先での喜びの舞を見ていると、仕事をしながらワンコを飼う事にやはり後ろ髪を引かれてしまいます。かといって仕事を辞められるわけではないのですが・・・;

各家庭諸事情ありきですから、愛犬がお留守番犬になってしまうのはやはり仕方がないことですよね。

最近は留守番カメラのようなものも一頃より安値で且つ高性能のものが出回ってきていますので、お留守番をしている我が子の様子確認の為にこれを導入されているという方も結構いらっしゃられるのではないかと思われます。(そういうワタクシもつい先日購入致しましたw)

留守番カメラをお持ちの方も、そうでない方も、大抵お気づきになっているとは思いますが・・・大抵ワンコ、1日のほとんどを寝て過ごしているんですよね。

 

ワンコの平均睡眠時間というのを調べてみると平均して約12時間位とのことでした。
結構長いですね。
そしてこれが老犬や幼犬となるともう少し長くなり、12〜18時間位になるそうです。

ヒトと比べてどうしてこんなにも長いのかというと、その眠りの質に違いがあるからなようです。ワンコの睡眠の大半は浅いレム睡眠なので、ちょっとした物音にも反応します。
こっそ〜り自分だけおやつを食べようとガサゴゾ音を立てたらワンコが飛び起きた、なんて経験はありませんか?(そんなシチュエーションって、もしかしてワタクシだけ??)

これは野生の頃の名残で、襲撃などの危険リスク回避から。気配を感じたらすぐに飛び起きれるように浅いレム睡眠が睡眠の大半、約8割を占めるようになっているのだそうです。(因みにヒトはその真逆で深い眠りのノンレム睡眠が約8割をしめているのだそうな。)
なのでワンコはこまめに睡眠時間を多く取る必要があるわけです。

そう考えてみると・・・

お留守番犬は、そうでないコに比べてやっぱりちょっと睡眠時間が長いように思います。
勿論必要な睡眠時間というものも個体差がありますから一概には言えませんが、整体師のワタクシ的にはカラダに刺激がなさ過ぎるのが気になります。

沢山動いてもらってカラダに刺激

お留守番前後にお散歩をしてしっかりカラダを動かしてあげたり、室内遊びに付き合ってあげるなどして筋力維持を。
動かさないから筋力が落ちる→動くのが面倒になる…このような負のループに陥る事がないよう日頃から筋肉貯金をして体力筋力を蓄えておくことをおススメ致します。

外気浴&日光浴でカラダに刺激

好奇心旺盛、悪戯っコだったワンコも加齢と共に落ち着いてくる事が多いです。刺激のない生活はヒトがそうであるように心身共に衰えを加速させてしまいます。

静かなお部屋でマ〜ッタリ過ごしてお留守番してるワンコなら尚更の事、外の空気にあたって視覚や聴覚、嗅覚などの刺激を与えてあげましょう。
病気や怪我、加齢などで寝たきりのワンコにもこういった外気の刺激は是非積極的に与えてあげたいところです。

ヒトの赤ちゃんへの対処法を参考にしながら愛犬にもLet’s try外気浴
−1日数回5分ずつくらい部屋の窓を開けて外の空気を当ててあげる
−バギーや抱っこで外へ連れ出してみる

お散歩デビュー前の特にビビリ屋さんの幼犬でしたら抱っこでの外出と併せて、窓をマメに開けて外気に触れさせ慣らしてあげるとちょうどよいかもしれませんよね。

また、日光浴は万能薬とも言われる程ヒトにもワンコにも良いとされています。
ヒトに関しては近年、皮膚がんやシミそばかすを気にするあまり極端な程に日光を避ける傾向にありますが、度が過ぎるとかえってカラダには良くなかったりするので注意が必要です。

ワンコをお留守番させる際には遮光カーテンで閉め切ってしまわないようにしてあげたり、また日頃から寝床を窓際に移動させて部屋の中からでも日光浴ができるようにしてあげるなど、ちょっとした工夫と心がけでワンコを気遣ってあげましょう。

健康維持に役立つ様々な効果

−日中に日差しを浴びる事で体内時計がリセットされる
生活リズムが整えられ、また睡眠の質を向上させることができます。なので老犬の夜鳴きや昼夜逆転症状などの改善にも有効といわれています。

−カルシウムとリンの吸収を良くするビタミンDを体内で合成してくれる
これには骨の合成を促したり、溶けるのを防いだりと、骨を強くする働きがありますから骨粗しょう症予防にもなるといわれています。

−紫外線には殺菌効果がある
連日、それも長時間紫外線を浴び続けるのは有害ですが、適度に浴びる事は皮膚病予防にもつながるといわれています。

—セロトニンの分泌を促進してくれる
これは「幸せホルモン」とも呼ばれているホルモンで、鬱状態やストレスのコントロールなど精神面に大きく影響するといわれています。

−成長ホルモンの分泌を促進してくれる
これは「若返りホルモン」とも呼ばれているホルモンで成長促進は勿論の事、新陳代謝をUPさせるアンチエイジングの効果もあるといわれています。

お留守番が多い生活をしているワンちゃんは特に、これらに気をつけた生活をおススメしたいなと思います。

 

みにこちらは・・・
違った意味で強烈な刺激を受けているBONJOUR看板犬のチョコ( *´艸`)クスッ♪