老化のスピードを遅らせるには

先日、遅めの夏休みをとって軽井沢へ行ってまいりました。
浅間高原でのハイキング、牧場、農園散策と大自然の中、看板犬チョコも日頃の東京でのお散歩では味わうことのできない沢山の刺激と運動量を得ることができました(勿論飼い主も)

お散歩から得られる効果は運動機能向上維持だけではない


▲トマト発見!食べられないくせに大はしゃぎ。畑では終始クン活に勤しんでいたチョコ

農園の敷地内はワンコにとってはちょっとした凸凹の連続です。
さらに土むき出しゾーンに、乾燥した藁や湿った藁ゾーンと足裏が受ける刺激も様々。
踏むとガサガサ音がしたり、足裏がちょっと冷んやりしたり、ズブリとのめり込んでみたり。
嗅覚、視覚、聴覚、触覚、をもフルに刺激してくれます。

お家の中では感じることのできない様々な匂い、そして音、足裏の感触や景色が外の世界にはいっぱい。
そういった意味でもお散歩は運動という面以外にもワンコの脳を刺激する絶好の機会でもあるんですよね。

       
▲牧場では大好物の獣臭に突進していきそうな勢いでしたよ

 

お散歩は運動と脳への刺激が同時にできる最高の手段

昨年、英立獣医大学の上級講師S・バーン氏が「刺激が少な過ぎる環境はペットの脳を萎縮させていく」というちょっとコワイ調査結果を学術誌「Animal Behaviour(動物の行動)」に掲載しました。
バーン氏の調査チームが留守番しているワンコをカメラで観察したところ、ほとんどのワンコはあくびをしていたり、吠え、遠吠え、クンクン鳴きをしているか、長い時間寝て過ごしていたそうです。
こうした様子は不安感が要因になっている場合もあるけれど、多くの場合は単にとても退屈しているからなのだそうです。
退屈というのは主観的なものなので直接測定したり判断するのは難しいのですが、動物の動きを観察したり、脳の活動を測定したりすることで、その動物が退屈しているか否かを判断できるとバーン氏は述べています。
現代の牛馬などの家畜は放牧されて草を食べるのではなく狭い小屋の中で育てられている事が多く、これは退屈な状況から逃れられない環境下で飼育されていることになります。
犬猫のようなコンパニオンアニマルもしかり。そしてこのような環境は動物に深刻な影響を与えると主張、「動物も人間に同じで刺激の少ない状態が続くと脳が縮んでしまう恐れがある」と警告しています。
動物にとっての刺激は人間同様、贅沢なことではなく必要なことなのだ、と訴えました。

ワンコもヒトも、日常的に五感を刺激する環境を与えることは老化のスピードを遅らせる上でとても大切ということですね。だとすればお散歩は日々の生活の中で貯筋と脳への刺激が同時にできる最高の手段だと思いませんか。

歩きたがらないから、老犬になったからと、ワンコに良かれとお散歩をやめてしまうと逆に老化を早めてしまいます。
お散歩のコースや時間帯、所要時間を変えてみたり、歩行困難な場合なら抱っこなりカートなりを活用して外へ連れ出してあげましょう。

退屈な生活はヒトもワンコも心身共に老化を早めてしまいます。
やっぱり刺激って大事なのです。

 

 

◀︎コチラの甘いかほりもかな〜り刺激的だったようですw

 

 

 

【参考記事】THE SUNDAY TIMES UK、NEWSWEEK JAPAN